モロッコ行きの航空券、コロナ後は異なる航空会社でのヨーロッパ乗継に注意。日本で荷物を受け取れる同一航空会社がお勧め

新型コロナウイルス
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コロナの影響で国境を閉鎖していたモロッコも、9月6日より条件付きで

ビザ免除国の外国人旅行者への国境を再開しました。

キャンセルして行けなかった人にもようやく旅行出来るチャンス。

 

じゃあ、早速航空券を予約しよう!という人は、ちょっとお待ち下さい!!

というのも、

乗継のみでもPCR検査証明書が必要な国がある

帰国の際、モロッコでPCR検査をしないといけない

 

●7月にモロッコはスペインやフランスへの入国制限対象国から

解除されましたが、8月の見直しで入国制限対象国になっています。

ヨーロッパの乗継で航空会社が変わる場合、24時間以内などの

乗継は可能ですが、荷物を受け取るために入国が出来ず、

ロストバゲージになります。

 

●現在運航している航空会社は特別便のみ

 

という制約があるので、旅慣れた人ほどうっかり値段とマイルなどを

中心に航空券を予約してしまうと大変な旅になってしまいます。

では、そうならないためにこれから対策を書いていきます。

乗継のみでもPCR検査証明書が必要な国がある

モロッコ行きの航空券をサイトで検索すると

エミレーツ航空、エティハド航空などが最安値で出てきます。

航空会社のサービスも良く、人気路線ですがコロナ時の

モロッコ旅行においては、注意が必要です。

 

というのも、現在、これらアラブ首長国連邦の航空会社で

モロッコに行く場合、乗継でドバイ空港やアブダビ空港での

●乗継のみでも、PCR検査証明書が必要です。

出発時はモロッコでPCR検査が必要なため、追加書類は不要ですが、

帰国の乗継の際にも必要で、モロッコで再度PCR検査を受ける必要が

出てきます。

外国人個人旅行者がモロッコでPCR検査をするのはとても大変です。

 

●ドバイ空港

乗継時に全員検温チェック。発熱者には再検査で、陽性の場合はドバイで

14日間隔離が義務付けられます。

 

【2020年9月)格安航空券の人気路線ドバイ、乗り継ぎでもPCR検査証明と到着時の再検査要で14日間隔離リスクも!
格安航空券で人気路線のドバイ。2020年7月上旬よりPCR検査の陰性証明書が条件で入国が可能となりましたが、乗り継ぎの場合にも出国96時間前のPCR検査証明書が必要で、かつ必須の到着時の再検査で陽性結果の場合は14日間に隔離が必要なため、チケット購入前に随時最新情報のチェックと再検討をお勧めします。

ヨーロッパの乗継で、荷物を受け取れない可能性あり

ヨーロッパも国によって入国制限対象国や制限詳細が日々変更するので

最新情報の確認が必要ですが、

今回は、一般的なパリの乗継でみていきます。

乗継時に異なる航空会社を利用

検索でよく出てくる

●成田パリ間

エールフランス航空を利用

●パリモロッコ間

ロイヤル エア モロッコ航空やエアアラビア航空など

モロッコの航空会社を利用

 

この場合、乗継後の航空会社が異なるため、パリでいったん

入国手続きをし、荷物を受け取り、乗継チェックインで再度荷物預け

となります。

 

日本は7月より入国制限解除対象国につき、行きの便は

問題なく入国し、荷物を受け取れます。

でも、帰りの日本帰国時には、モロッコ(8月より入国制限対象国)から

フランスへの乗継になり、荷物の受け取りのための入国が

が出来ずロストバゲージ手続きが必要となってしまいます。

 

7月にモロッコは日本同様に入国制限解除国になりましたが、8月

の見直しで入国制限対象国になっているので注意が必要です。

 

(9/21時点)

 

日本発パリ着モロッコ行 ◎ パリで入国し、荷物の受け取り可

モロッコ発パリ着 日本行 ❌ パリで入国拒否、ロストバゲージ手続き

 

乗継後も同一航空会社

●成田パリ間 エールフランス航空

●パリモロッコ間 エールフランス航空

同一航空会社は通常最終目的地で荷物を受け取れるので

入国制限対象国のモロッコからの帰国でパリ乗継でも

荷物受け取りのための入国手続きは不要で、日本で荷物を

受け取れます。

 

※通常、同一航空の場合にはチェックインの荷物預け手続きの

タイミングで、最終目的地の受け取りでいいかの確認があります。

 

つまり、預け荷物の控えのシールには、

成田発パリ行、パリ発モロッコ行が入力されています。

 

ただし、念のためチケット購入前に航空会社の

スルー(預け入れ荷物を乗継地で引き出す必要がなく、

最終目的地で受け取れる)で日本で受け取れるか確認要です。

ヨーロッパ経由で帰国のまとめ

日々、入国制限に関して変更があるので随時最新情報の確認が必要ですが、

9月19日時点では、モロッコからの帰国でヨーロッパ乗継の場合、荷物を

受け取りのためでもモロッコは入国制限国になっているため、

荷物を受け取れない問題が出てきます。

 

現在モロッコの感染者数が増加しているので、7月のように

入国制限解除対象国になるにはまだ先です。

 

コロナ禍のお勧め航空会社

エミレーツ航空やエティハド航空の利用でドバイ空港やアブダビ空港乗継

する場合、PCR検査を再度モロッコで受ける必要があります。

ヨーロッパ乗継の場合、入国制限で荷物を受け取れないリスクがあります。

そこで、コロナ禍のお勧めの航空会社を紹介します。

エールフランス航空

●日本パリ間、パリモロッコ間の全ての移動を同一航空会社に

統一出来ます。

乗継時に荷物を受け取るための入国問題が解消され、最終目的地の

日本で荷物を受け取れます。

 

●日本発パリ行きの直行便を選べば、移動時間が最短となり、

モロッコ入国条件のPCR検査48時間制限もクリア出来ます。

●現在、変更手数料無料のキャンペーン中につき、体調不良や諸事情で

日程変更したい場合は高いキャンセル料を払わずに変更出来ます。

その他航空会社利用の解決方法

ヨーロッパ乗継で同一航空会社でない場合、荷物のロストバゲージ手続きが

必要となってしまいますが、同一航空会社にしない場合は、以下の方法も

あります。

●荷物は機内持ち込み制限内にまとめ、荷物を預けない

●モロッコで買ったお土産は航空便で送る

ただ、

・モロッコからの荷物はSAL便でも約1ヶ月近くかかる場合がある

お土産をすぐに渡せない

・船便がないため、航空便の送料が高い(10kgを日本に送る場合、

1212dhで約15000円要)

・荷物は100%届く保障はない

などの問題があります。

 

まとめ

モロッコがヨーロッパの入国制限対象国から解除されるまでは、

以下の方法がいいですが、

◎エールフランス航空でモロッコまで往復で買う

または

●荷物は機内持ち込み制限内にし、預けない

●お土産は別途航空便で送る

 

一番のお勧めは日程変更手数料も無料で

対応しているエールフランス航空がいいと思います。

そして、必ずチケット購入時に荷物を最終国で受け取れる「手荷物スルー」

は可能か念のため確認されると万全です。

 

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