新コロナ11月フランス入国条件変更点と乗継のPCR検査追加で失敗しない方法

新型コロナウイルス
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(11/18 一部更新有り
目次「出発地、乗継または経由地がPCR検査要の国に該当
するかチェック」を一部変更。)
 
新型コロナの感染者数の増加でフランスの入国条件も頻繁に
変更しています。
緩和される場合は問題ありませんが、空港内の乗継や経由のみ
でも搭乗時にPCR検査の陰性証明書が必要なケースが増えて
きたので注意が必要です。
 
また、日本に帰国する際、乗継のみでも出発国によっては
搭乗時にPCR検査がないと渡航拒否される可能性がある
ことです。
 
フランスでは11月7日以降の検疫措置変更で、日本からの
入国にPCR検査の陰性証明書が必要という情報が10月下旬に
ありました。でも、結局数日後に11月11日以降 現状のまま
不要になりました。
渡航先の大使館のサイトで日々最新情報は必須ですね。
 
では、今回の変更で今までと異なる重要な点を解説していきます。
 
日本からの直行便でフランスに到着だと日本人はPCR検査
無しで入国できるのに対して、入国制限が緩和されている国
(日本他)やEU加盟国以外の国の空港内の乗継や経由便でも
PCR検査が必要な場合があることです。
 
 
つまり、国籍ではなく、感染が流行している地域発または、
乗り継いで渡航するのかでPCR検査の有無が変わってきます。
 
では、具体的に見てみましょう。
 
 
モロコ
モロコ
例えば、モロッコからフランス経由で帰国する場合、
空港内の乗継だけでも航空会社によってはPCR検査の
陰性証明書が必要になる場合があります。
 
ニャンニャン
ニャンニャン
モロッコ旅行のチケット買っちゃったよー。
フランスで別の航空会社に乗り継ぐ予定だけど
スーツケースは入国審査後でないと受け取れないから
どうしよう!!
 
モロコ
モロコ
では、当日乗継時にPCR検査が必要と言われたり、
スーツケースが受け取れず困ってしまわないよう
新コロナ時の注意点を解説していきますね。
 

(11月11日以降)フランス入国及び乗継条件の変更点

フランスに入国出来ないケースとPCR検査が必要なケース

感染が流行していない国からの入国は、PCR検査不要なので
今まで通りです。
ただし、入国制限緩和国は日々変更し、感染状況によっては追加
されたり外されるので注意が必要です。
 
(例))
モロッコは7月1日に緩和国としてリストに追加されたので
私はモロッコからフランスに1泊してから、日本に帰国できました。
でも、現在はリストから外れ、モロッコからはフランスへ
入国出来ません。
 

★入国出来る人と国

フランス国籍者・フランス滞在許可証保持者
・EU加盟国
・PCR検査不要の入国制限緩和国(感染が流行していない国)
から入国
     日本 他  (*11月11日現在: 日々変更するので最新情報は
大使館のサイトで確認要。)
アンドラ、オーストラリア、韓国、アイスランド、
リヒテンシュタイン、モナコ、ノルウェー、ニュージーランド、
英国、ルワンダ、サンマリノ、ヴァチカン、シンガポール、
スイス、タイ
 

  ★入国出来ないケース

感染が流行している国からは入国制限があり、上記のケース
以外は入国出来ません。
 
乗継で別々の航空会社を利用する場合は、入国手続きをしてから
スーツケースを受け取り、再度預け直す必要がありますが
入国出来ない国でスーツケースを受け取れずロストバゲージの
トラブルが起こってしまって大変です。
 

★PCR検査要またはPCR検査がないと搭乗拒否の可能性もあるケース

日本(入国制限緩和国)から直行便(成田発パリ着)の場合
条件無しで入国可能ですが、次のケースでは事前に
航空会社に確認要です。
 
ケース1
 日本発で、上記の入国制限緩和国以外の国で乗継してから
フランスへ入国
 
・空港内の乗継や経由して入国する場合でも搭乗時に
陰性証明書の提示または空港到着時のPCR検査を
受ける必要がある場合があります。
  
   例えば、日本発台湾で乗継し、パリ到着
 
●ケース2  
PCR検査義務国からフランスへ渡航または乗継
  ・搭乗時に陰性証明書がないと搭乗拒否される可能性
あります。
  ・空港内の乗継でも搭乗時に陰性証明書が必要になる場合
があります。
 
  ・モロッコからの渡航
     11月11日よりPCR検査義務付けの国に追加
    搭乗時に72時間前の陰性証明書が義務付け
    (空港内乗継のみは航空会社に確認要)
  
   例えば、モロッコ発フランス乗継で日本へ帰国
 

11月のロックダウン中は入国出来ても観光で外出出来ない!!

●日本からの入国条件は
「変更なし」でPCR検査不要のままになりました。
  短期滞在であればビザ無しで入国可能です。
 ただし、10月30日から2度目のロックダウンが再開
して外出制限をしているので観光は出来ません。
 
モロコ
モロコ
フランスのロックダウンは2回罰則を守らなかった
ら何十万円もの罰金もある厳格な外出制限なので
観光のために自由に外出出来ません。
観光はロックダウン解除後に様子を見てから日程を
再検討した方が無難ですね。

乗継国に注意。スーツケースがロストバゲージに!?

まず、PCR検査陰性証明が必要な場合でも、国によって詳細の

条件が異なります。検査証明書の条件やPCR検査が必須の国や

注意点を説明していきます。

フランスへの渡航でPCR検査が必要な場合の条件

搭乗時72時間前の陰性証明書

※11歳未満は不要

陰性証明書は国によって48時間だったり、96時間と有効な日数が                                            異なります。間違えないようにしましょう。

PCR検査のやり方とは?どんな痛み?(3回の検査体験談)
新コロナのPCRは鼻咽頭ぬぐい液式と唾液式で検査できますが、どんなやり方で、痛みはあるのかについて、鼻咽頭ぬぐい液式の検査時間や検査の流れを体験談と合わせてご案内します。検査の所要時間は約1分で、モロッコの鼻咽頭ぬぐい液式も日本と同じ方法で検査してました。

出発地、乗継または経由地がPCR検査要の国に該当するかチェック

PCR検査が義務付けられている国

次の国はフランスへの渡航で、搭乗時にPCR検査が義務付け                                                                  されております。乗継でも陰性証明書の提示が必要な                                                                                         可能性があるため、別の国経由が安心です。         

PCR検査が義務付けられている国

南アフリカ、アルジェリア、バーレーン、中国、アラブ首長国連邦、

エクアドル、米国、イラク、イラン、イスラエル、レバノン、モロッコ

※10月3日よりエミレーツ航空はアラブ首長国連邦のドバイ経由の                                           乗継で、感染が流行していない国発(例 日本)で最終目的地で不要な                                          場合は搭乗時に陰性証明書は必要なくなりました。でも、感染が                                              流行している国発(例 モロッコ)から日本へ帰国の場合、最終目的地の                                       必要性に関わらず、乗継時に96時間前の陰性証明書が必要です。)

(日本発の場合は不要ですが、フランス到着時に検査が必要と                                                    言われる可能性があるので航空会社に事前問い合わせが安心です。

 

モロコ
モロコ

つまり、日本発でエミレーツ航空を利用して

ドバイ乗継でパリ到着は、乗継時の搭乗時にPCR

検査証明書は必須ではないです。でも、到着時に

検査が必要と言われて万が一陽性結果が出たら、

大変ですね。

 

 

( 新コロナ)乗継でスーツケースが受け取れないケースも!?

日本のパスポートは最強と言われるほど観光での短期滞在では
ビザが不要でかなり多くの国に入国出来ました。
でも、海外の渡航先のLCCに乗り継ぎなど異なる航空会社
利用する場合、日本発以外だとコロナで滞在許可証がない
外国人に入国制限をしている国が多くなったため乗継で
一時的に入国手続きをしてスーツケースを受け取れる国が
激減しています。
 
つまり、入国手続きが出来ないので、再度乗継先の航空会社に
スーツケースを預けられず、でも機内持ち込み可能な
荷物だけにまとめるのも現実的に無理です。
 
同一の航空会社であれば空港内の乗継のみで最終目的地まで
スーツケースを運んでもらえますが、同一の航空会社が
運航していない場合は機内持ち込みしか選択肢がないです。
 
新コロナ時は何度も利用している慣れた渡航ルートでも
現地で入国出来ず、出発国で預けたスーツケースが
ロストバゲージになってしまわないように具体的に
フランス乗継でモロッコへ行くケースで検証して
いきましょう。

★ケース1 : 日本からフランス乗継のケース

🌟同一の航空会社で移動(例 全てエールフランス)

●日本出国時にモロッコで義務付けされている「出発72時間前
のPCR検査の陰性証明書」が必要
(11歳以上のみ)
●空港内の乗継手続きのみ。
預け荷物のスーツケースはフランスではなく最終目的地の
モロッコで受け取り可能
 
「空港のチェックイン時に預け荷物がモロッコか必ず確認しましょう。」
「預け荷物の控えにフランス行きとモロッコ行きの二枚渡されます。
  行き先都市名もチェックしておきましょう。


🌟別の航空会社で乗継移動
     (例 フランスまでエールフランス、
     フランスからモロッコまでLCCライアンエアーに乗継)
 
●モロッコで義務付けされている「出発72時間前
のPCR検査の陰性証明書」は、フランス発の
航空会社のチェックイン手続きで提示します。
(11歳以上のみ)
      
スーツケースなどの預け荷物は乗継後の
最終目的地モロッコで受け取れません。
つまり、フランスで入国手続きを済ませ、荷物を
受け取り、乗継する別の航空会社で預け直す
必要があります。
 
日本からは入国可能なので、入国審査後に
荷物を受け取れます。
 

★ ケース2 : モロッコ(PCR検査義務国)からフランスへ入国

●感染流行国から入国制限中
●フランス国籍またはフランスの滞在許可証がある場合のみ
可能。
搭乗時に搭乗72時間以内のPCR検査の陰性証明書提示が
必要。

滞在許可証がない場合、日本人は日本からは入国できても、                                                     制限国モロッコからは入国出来ません。

★ ケース3 :モロッコからフランス乗継で日本へ帰国

🌟同一の航空会社で移動
●空港内の乗継手続きのみで、預け荷物のスーツケースは
フランスではなく最終目的地の日本で受け取り可能なため
乗継のための入国手続きは不要。


●ただし、モロッコ発フランス行きでは搭乗時に搭乗時                                                            72時間前のPCR検査の陰性証明書が義務付けられています。

陰性証明書が乗継のみでも必要か事前に航空会社に確認要。
 

🌟異なる航空会社で移動
 
●フランスの滞在許可証がある場合
乗継地フランスで入国手続きをして荷物を
受け取り、再度預け直しが必要です。
 
●滞在許可証がない場合
制限国モロッコからフランスまでは、日本から入国の
ケースと異なり滞在許可証のない外国人(日本人含む)は
入国出来ないため、空港内乗継が可能な航空会社以外は
搭乗出来ないので注意が必要です。
(空港内の乗継が可能か事前に航空会社に確認要です。)
 
※預け荷物が無く(手荷物のみ)乗継のみの場合
航空会社に入国手続きをせずに乗継カウンターのみで
乗継出来るか、モロッコからの搭乗時に搭乗72時間前の
PCR検査証明書が必要か事前に航空会社に確認が必要です。
 

乗継時に注意。急にPCR検査が必要!! ロストバゲージで困らない対策方法

チケット予約はこれからの場合

● 行き先 : 日本発のフランス行き

お勧め

フランスまでエールフランス航空の直行便が一番安心です。

少し割高ですが、                                                                                                                           ・スーツケースはロストバゲージにならない                                                                                                   

・PCR検査が不要。

フランス到着時にも検査をせずに入国出来る。       

※エミレーツ航空のドバイ乗継のフランス行きはエールフランス                                              よりかなり安くなります。でも、空港内を乗り継ぐドバイは                                                  PCR検査義務国のアラブ首長国連邦になるため、乗継時に                                                        陰性証明書が必要なくても、フランス到着時にPCR検査を                                                        要求される可能性はあります。

     

行き先 : 乗継要の国 日本発モロッコ行き

モロッコから日本へ帰国する際、同一の航空会社でも                                                                搭乗時にPCR検査が必要な可能性があるので渡航は感染流行国から                                                    外れるまで保留がいいです。

(※モロッコ行きで、エミレーツ同様に同一航空会社で行ける
エディハド航空がありますが、最終目的地モロッコ発の
搭乗時にも陰性証明書が必要なので注意)
 
 
モロコ
モロコ

条件が日々変更するので、希望のルートの大使館と

航空会社の乗継条件の確認はとても重要ですね。

  

既に異なる航空会社(フランス経由)でチケット購入済みの場合

日本からフランスまでエールフランス航空
フランスとモロッコまでロイヤルエアモロッコ航空の場合
 
●航空会社によっては、空港内乗継ができないリスクもあります。
 
・ロイヤルエアモロッコ航空とエールフランス航空には
空港内の乗継が可能か、PCR検査は必須か確認。
PCR検査が必須なら、エールフランスに変更してモロッコで
PCR検査を受けるか、旅程を変更。
 
●チケットを変更出来ない場合
・モロッコからフランス到着後、空港内の乗継が可能か
航空会社に確認
  可能なら、手荷物のみで搭乗。 (大型荷物はモロッコから送付)
   もし、空港乗継が出来ない場合は入国制限があり
搭乗出来ません。
  キャンセル料を払って変更するしかありません。
・事前に航空会社にPCR検査が必要か確認。
   必須と言われたら、モロッコでPCR検査を受ける
 
 
モロッコの検査機関は例えばエミレーツ航空の公式ホームページ
に国別の検査機関名を確認出来ます。
大使館など渡航理由で受付てくれる検査機関を問い合わせ、
モロッコ到着時、最初に検査機関に直接行って下見しておく事を
お勧めします。
 
現地PCR検査機関の確認ポイント
・渡航のための検査が可能か
・検査受付時間(営業日)
・検査結果が出るまでの時間(搭乗72時間以内)
・フランス語での証明書かどうか
・検査料
 
但し、万が一陽性結果が出た場合は搭乗出来ないため
必ずモロッコ渡航前に新コロナ対応の保険に加入して
おきましょう。

最後に

日々条件が変更するので、必ず大使館のサイトでチェック要です。

また、乗継地や航空会社の条件も日々変更するので、予約前に                                                 必ずPCR検査の有無を確認し、出発当日の乗継で慌てないようにしましょう。

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