海外旅行や留学でコロナワクチン必須!?2021年春より搭乗時にワクチン接種記録のデジタルパスポートの提示が必要!?

新型コロナウイルス
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海外渡航が必要な場合、機内は数分おきに換気をこまめにしているのでクラスターの可能性は少ないと言われていますが、それでも機内や空港での感染リスクが気になりますよね。

でも、ようやく新コロナのワクチン接種が海外で開始され、これで、いよいよコロナは収束し、今まで通り自由に海外旅行に行けるか期待が高まっていますが、感染者数が減ってもコロナ前とは状況が変わり、ワクチン接種が必要になりそうです。

まだニュースではあまり話題になっていませんが、国際航空運送協会(IATA)が新型コロナワクチンの接種履歴や検査結果の健康情報が記録されるモバイルアプリ「IATAトラベル・パス」を開発しており、来春にも各国の政府と航空会社で導入される方向で進んでいる事をご存知でしょうか。

ニャンニャン
ニャンニャン

日本だとワクチン接種は義務じゃないけど、

これからの海外旅行では接種しないと飛行機にも

乗れないってこと?

モロコ
モロコ

まだアプリの開発最終段階ですが、既にオーストラリアの

カンタス航空会社はワクチン接種していない人は搭乗

できなくなると発表してますね。

 

ニャンニャン
ニャンニャン

これから留学するけど、帰国する時は新型コロナワクチンを

留学先でしないと飛行機に乗れない可能性があるってこと!?

 

では、このアプリと今後の海外旅行の影響について書いていきます。

搭乗時に必要なトラベル・パスって何?

このモバイルアプリ「トラベル・パス」は、新型コロナウイルスのワクチン接種履歴や検査結果とパスポート情報を一つのIDで管理します。そして、モバイル端末のQRコードを搭乗時や入国時に提示する事で非接触でチェックインから搭乗や入国を可能としたデジタルパスです。

航空会社、政府、検査機関が一つのIDでパスポートとIATAトラベルパスを連動させることで虚偽申請を防ぐ目的で国際航空運送協会(IATA)が開発を進めています。

あまりメディアで話題になっていませんが現在一部の航空会社では既に試験中という最終段階まで進んでいます。

導入予定の時期

★iPhone とアンドロイドで2021年春前後の導入が予定されています。

モバイルアプリの開発は既に完成間近で既に一部の航空会社ではアプリの試験中という段階にまできています。

★世界の航空会社 3大アライアンス(コードシェア便やマイレージサービスの相互乗り入れを連合内で可能とした航空会社の連合組織)のワンワールド、スカイチーム、スターアライアンスは、今後各国の政府に2021年春の導入を進めていくことを発表しております。

ですので、2021年春頃から留学や海外旅行をする場合、大半の航空会社の搭乗時にこのIATAトラベルパスが必要となりそうです。

ニャンニャン
ニャンニャン

そういえば、日本航空(JAL)のアライアンスはワンワールドで、

全日本はスターアライアンスに加盟しているね。

 

 

モロコ
モロコ

世界に定期運航している航空会社のうちの約8割が

この国際航空運送協会(IATA)に加盟しているので

海外渡航の大半で導入される可能性があるという

ことですね。

 

 

トラベル・パスの導入で便利になる点と不便な点

便利な点

★搭乗時のチェックイン手続きが短縮

コロナワクチンの接種やPCR検査の陰性証明書が必要な場合、一人づつ証明書をチェックするので通常のチェックインより時間がかかり、長蛇の列に並ぶ時間と手間がかかります。

私が一時帰国でPCR検査の陰性証明書を提示した時は、いつもの2倍近くの時間がかかりました。ワクチン接種の確認が必要な航空会社に搭乗する場合、このIATAのトラベルパスでワクチン接種履歴や検査結果がデジタルで確認出来れば、手続き時間が短縮できますね。

海外渡航 PCR検査 「最短2時間」の成田空港内の医療機関が超便利な理由
海外渡航でPCR検査の陰性証明書が必要な場合、搭乗時72時間前などかなり厳しい条件の国が増えてきましたが通常検査結果が出るまで2、3日かかります。でも、成田空港内の医療機関では12月より最短2時間で可能で、とても便利な理由と合わせて解説していきます。

渡航先の最新入国条件を簡単に入手

現在、各国の入国制限情報が日々変更し、複雑化しているので飛行機の予約時に入国条件の詳細チェックが必須ですが、かなり大変です。モロッコでも、既に年内だけで「48時間前のPCRと抗体検査の陰性証明書」から「検査結果72時間前のPCR陰性証明書のみ」、そして「検査日より72時間前のPCR陰性証明書」に変更しております。

ですので、最新入国条件の最新情報がアプリで確認できるのはとても便利ですね。

個人情報の安全性は!?

検査結果やワクチン接種情報はセキュリティー暗号化し、個人情報保護法の基準を遵守した上でモバイル端末に保存させると発表されています。

ただし、このアプリ自体のセキュリティーは強化しているようですが、昨今新しいスマホのウイルス被害が増えている中、スマホがウイルス感染した場合に情報が悪用されるリスクは全くないとはいえないかと思います。 

トラベル・パスを使う場合、これまでウイルス対策アプリなどを入れていない人は、万が一のことを考えて最低限のウイルス対策ソフトを入れておく必要はありますね。

導入後に影響を受ける人は!?

このアプリの導入で、機内や空港で感染したらどうしようという心配はほとんど不要になり、搭乗や入国手続きもスムーズになり便利になりますね。でも、逆に今までのような自由な海外旅行は難しくなりそうです。

ワクチン接種者以外は海外渡航が難しい!?

日本では新型コロナワクチンの接種は義務化されていませんが、ワクチンを接種しない場合は、このトラベル・パスを導入している航空会社や国に自由に行けない可能性が出てきます。

渡航先によっては、搭乗時に黄熱病やマラリアの予防接種のようにコロナワクチン接種が必須になる可能性が考えられますね。

留学や海外渡航を予定している方は、搭乗前PCR検査の陰性証明書の義務付けと同様に一時帰国の時に新型コロナワクチン接種履歴がないと搭乗できないという可能性も含めて検討した方がいいかもしれませんね。

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スマホが使えない人は海外渡航が難しくなる?

デジタル化による利便性を追求したアプリですが、例えば70代前後の世代などスマホをあまり使いこなさない人にとっては、スマホで搭乗手続きが必要となれば時間もお金があっても海外旅行は行きにくくなります。スマホが使えない人も搭乗可能な対応もあわせて導入にしてほしいですね。

スマホの盗難にあった場合、渡航先で飛行機に乗れなくなる可能性

海外でパスポートやスマホの盗難被害は国内と比べると数多くあります。導入された後は、スマホが盗まれてアプリのQRコードの提示が出来ずフライトをキャンセルとならないようにスマホとアプリのパスワードは、より厳重に管理しておく必要があります。

まとめ

新型コロナワクチンの接種は日本の場合は義務付けされていないので今接種するかどうかは各個人の意思で決めれますが、海外に行く場合にはワクチン接種が必要となる可能性が出てきました。

まだ、開発の最終段階ですが既に試験中の航空会社もある状況です。今後ワクチンを接種しない人で海外旅行や留学や海外移住を検討している人は、このトラベルパスが2021年春前後に運用される可能性を含めて旅程を検討されることをお勧めします。

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