一般にモロッコの砂漠ツアーといえば15名前後で外国人と一緒にテントに滞在するグループツアーになりますが、一人で外国人グループに参加したり、屋外テントに滞在するのはどうしようかなと迷う方、自分のペースで自由に快適に個人で安心して楽しみたい方には砂丘が目の前のホテルに滞在する砂漠ツアーがお勧めです。
冬の11月中旬から2月にかけてモロッコは非常に寒いので、屋外テントで寒くて眠れないという日も結構あります。星空や日の出、夕陽は楽しむけど、寝る時はホテルのお部屋で温かく過ごしたいという場合にも砂丘前のホテルがお勧めです。
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砂漠を楽しむには屋外キャンプテントでなく砂丘が目に前に広がるホテル滞在という方法もある。
あまり知られていませんが、砂漠ツアーを行っている砂漠のホテルは
①砂丘まで徒歩15分手前の村の中にあり、ホテルからラクダに乗り砂丘に向かう。周辺はホテルやお店が集中しているので、建物の上のテラスから奥の方に砂丘が見える。
②村から少し離れた砂丘前に面している場合、ホテルの庭で満天の星、ラクダに乗って夕陽や日の出を見、砂丘を見ながらホテルの庭で朝食も出来るのです。
ホテル 庭前に広がるメルズーガ砂漠(オーベルジュ ラ メゾン ルラーレ auberge la maison rurale の写真)
モロッコの砂漠へ行く場合、旅行会社のVIPなプライベートカーでのツアーに申し込む以外、通常ホテルや旅行会社主催のグループの砂漠ツアーに参加し、外国人を含めた15名ほどのグループでラクダに乗ってテントに滞在し、夕陽や満天の星や日の出を見て早朝ホテルに戻る。または日本人の団体ツアーで街灯で明るい村の中のホテルを拠点にラクダで日の出や日の入りを見るというのが一般的です。
でも、実は個人でプライベートに砂漠を快適に楽しむ方法があり、その詳細をこれからご案内します。
砂漠ツアー申し込み窓口(グループまたは個人で砂丘前のホテル滞在)
1)一般的なグループでの砂漠ツアー
皆で賑やかに過ごしたい、一人では不安という方にお勧め
①日本または現地発旅行会社ツアー参加
②バス、タクシー、レンタカー等で個人で移動し、砂漠のホテル主催の砂漠ツアー参加
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★個人で砂漠を楽しむ場合、レンタカーが便利。舗装道路に整備されたので砂漠のほとんどは四駆でなくとも小型車で砂丘前のホテルに行く事が可能です。

★公共のバス Supuratoursバスなら砂漠まで個人で移動が可能です。

2)個人でメルズーガ村まで移動し、砂丘が目の前にある現地のホテルに宿泊。日帰りでラクダツアー
満天の星は砂丘前に広がるホテルのお庭やお部屋のテラスで楽しみ、夕陽や日の出は徒歩又はラクダツアーに参加
※メルズーガ砂漠のメルズーガ村の砂丘はどこよりも大きく美しいので映画にロケ地で有名。
自分のペースで、自由気ままに日の出や日の入り、星空を楽しみたい、女性一人でも快適で安心して砂漠を過ごしたい方にお勧め
ラクダに乗りたい場合、ホテルに頼めば、テントでなくとも日の入り、日の出ツアーを個別に組んでくれ、満天の星空をホテルのお庭やお部屋のテラスから快適に安心して楽しむことが出来ます。
砂漠の砂丘前のホテル
砂丘前にあるかは地図とホテル案内の写真でチェック出来ますが、人気のあるホテルを一部ご案内します。supuratoursのバスで砂漠に行く人は、バス停から少し離れているので事前にホテルにバス停からの送迎をお願いしておくとスムーズです。
⭐️メルズーガ砂漠には最初にハッシュドビード村、その先にメルズーガ村あるのでバスで行く場合、バス停を間違えないように!
★メルズーガ村
オーベルジュ ラ メゾン ルラーレ auberge la maison rurale
ホテルのお庭から砂丘が目の前に広がる
★メルズーガ村
オーベルジュ ローズ ド サーブル auberge rose du sable
★ハッシュドビード村
ソレイユ ブルー Soleil Bleu
気をつけよう自称砂漠ツアー
何年も同じ手口で個人旅行者があうトラブル。現地で英語で話しかけてきた友人になりかけの人とは距離感を持つのが無難。
滞在先の町で親しくなり、1週間ほどいつもお茶をご馳走してくれたりと信頼し始めた現地の友人、自称砂漠のホテルのスタッフ、友人が砂漠のホテルのオーナーでgood priceで手配してあげると名乗る人が紹介する砂漠ツアーは、まず、旅行者が被害にあう典型的なパターンなので既にツアーを申し込んでいると言い切って上手くふりきり、旅行会社のツアーか自力でバスで行くのが一番安全です。
金銭的なトラブルで最初に説明した金額ではなく、後から追加料金と言って高額な金額を現地で請求したり、現地ホテルに前金が払われずに現地のホテルとトラブルという事がよくあります。
モロッコはアラビア語とフランス語を公用語にし、日常生活はモロッコ方言又はベルベル語で会話をする国なので、英語で話しかけられる場合、旅行者相手に高額な料金を請求する非公認ガイドの可能性が高い。
英語があまり話せないからモロッコ旅行が不安という人が多いですが、むしろ英語が話せると現地自称ガイドと話しが盛り上がり親しくなって、友人になったと安心してしまい、結果的に金額などのトラブルに巻き込まれるケースが多いので、ホテルの常駐スタッフやバス会社や商店のスタッフなど定職がある現地の人以外には、むしろ英語は話せないふりをする程度がモロッコの個人旅行では安心です。