2020年度 モロッコの治安

モロッコの治安
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初めてのモロッコ旅行で気になる治安情報。

アフリカのイメージで治安をイメージしてしまいますが、海外旅行で気をつけるべき基本的な事さえ注意すれば女性一人でも安心して個人で旅行出来ます。

モロッコで最近よくある被害

・道路沿いを歩行中、バイクに乗った現地人が貴重品の入ったカバンを取って逃げられてしまう。

・勝手にホテルや観光地や山や砂漠などを案内し、後から高額なガイド料やツアー料金を請求される。

・旧市街メディナの迷路を歩行中、人影の少ない道でスマホやカバンを取られる。

・友達を装い、安心した後でお金を請求される、または貴重品などのカバンを取られる。

・タジンやお茶を家に招待され、その後に高額なカーペットを買ってほしいと言われ、買うまで出れない雰囲気にさせられる。

・ATMで現金を引き出した後、カバンを取られる。

・断食ラマダンの時期、日の入り後の最初の食事の時間帯。普段は私服で見回りしている警察官も含めて、モロッコ人の全員が自宅やカフェで食事をするので、この時間帯、町の道路で歩く人は一切いないので写真撮影をしたり、散歩している外国人旅行者をターゲットにした盗難が起きやすいです。

モロッコで安全な旅をする秘訣

話しかけられてもついていかない

一般のモロッコ人は旅行者にやたらと声をかけたりしません。日本語や英語で話しかけられる場合、大半は自称ガイドで後から高額な支払いが発生する場合が多いので、お茶などを招待されてもついていかないに限ります。

モロッコ人がいない時間帯は外出しない

・早朝やシエスタ(お昼の後の休憩時間)14時から15時前後、夜遅くは外出しない。特に旧市街メディナ内のホテルまでの道が迷路になっており、シエスタタイムはモロッコ人がほとんど歩いていないので盗難に遭う確率が高いです。現地の人で賑わっている時間帯内で外出しましょう。

★今から13年前に一度だけ盗難にあいそうな出来事がありました。マラケッシュの旧市街メディナのジャマエルフナ広場でランチを食べ、迷路の中にあるホテルまで歩いていた際、後ろからつけてきた男性にカバンとカメラを取られそうになりました。

真昼間ですが、シエスタタイムで、モロッコ人が全然歩いておらずハットしました。幸い、迷路を歩く前に別のホテルのスタッフさんと立ち話をし、その後に一人で歩いていた際、そのホテルの人が不審に思い後ろから追いかけてきて、そのカバンを取ろうとした男性を捕まえてくれ、殴り合いになり、私のカバンをその場で返してもらいました。

多分、外国人旅行をターゲットに盗むメンバーは決まっていて、地元の人は結構知っているのかと思いました。

夜遅くではないので、私もびっくりしました。

モロッコの場合、人がいない時間帯は目撃者が全くいないので要注意です。

早朝夜間のチェックインは立地の良いホテルを予約

夜遅めにチェックインが必要な場合、新市街にあるタクシーでフロントまで移動出来るホテルを予約するのが無難です。夜間の場合、タクシーでは割増料金が発生し、割高になりますが、自称ガイドに付きまとわれて勝手にガイドされて高額なガイド料を請求されたり、路上で貴重品を盗まれる被害額を考慮すると立地の良いホテルが何より安全です。

道路の歩道を歩く際、カバンは道路側に持たない。

バイクに乗った人がカバンを盗んだ際、カバンを離さない場合には引きずられて怪我をしてしまう人がいます。バイクから取られないように、肩からカバンをかけて道路の反対側にカバンをかけておくとターゲットにされにくいです。

カバンは必ずファスナーなど締め、iPhone などの携帯端末を見せない。

モロッコでiPhoneの中古は3000dhなどかなり高額で売れるので盗まれやすいです。地図を確認する際、道路側や周りの人に注意しながら見る事をお勧めします。

夜行バスで早朝路上に着いた際、スマフォで現在地をチェックしている間にバイクであっという間に盗まれるというのが最近よくあるので注意要です。

目立つ服装はしない

最近の大都市では、女性のファッションもかなり近代的でスカーフもしない、ミニスカートやタンクトップというファッションも良く見かけるようになりました。

ただし、外国人旅行者の場合、特に日本人は目立ちターゲットにされやすいので地味な服装が無難です。

特に女性は、スパッツやジーパンなどで素足を隠し、日除け効果のあるスカーフをし、イスラム社会を尊重した服装にするだけでターゲットにされにくいです。

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