新コロナの影響で海外渡航制限が続いていましたが、新コロナの
感染の有無を確認出来るPCR検査の陰性証明書を提出することで
入国出来る国が徐々に増えてきました。
会社に提出または、仕事や家族への訪問など諸事情で海外渡航
する際にPCR陰性証明書が必要になった場合、どういう手続きが
必要かを私自身の3回のPCR検査体験を基にお勧め検査機関などを
ご案内します。
※2020年8月時点でPCR陰性証明書が必要な国
インド、インドネシア、エクアドル、オーストリア、韓国、
カンボジア、クエート、スロバキア、タイ、台湾、中国、
チェコ、チュニジア、ドバイ、ネパール、バングラデシュ、
ベトナム、マレーシア、モロッコ、ラオス等。

新コロナの検査って、海外から入国する時の空港での検査以外は、発熱してもなかなか重体になるまで検査してもらえないってニュースで聞いたけど、PCR検査って希望すれば受けられるの?

保険適用外の自費で、海外渡航または会社に提出が必要などの理由がある場合、一部の検査機関でPCR検査を受けらるよ!

そうなんだあ。。でも、海外渡航先によって、陰性証明書の有効期間が入国まで72時間前までとか色々条件があるね。

そうだね、渡航先の条件とは別に検査機関でも検査前の条件があるよ。検査をする際に調べてみただけで余りにも検査機関が多過ぎて迷ってしまったよ。
検査機関は沢山あるので、今回は、最短24時間で検査結果が出る
検査機関と検査費用を中心に書いていきます。
海外渡航でPCR検査を受ける前の確認項目
PCR検査を受ける前に最低限チェックしておきたいこと。
● PCR検査を受ける際は、発熱や過去2週間以内に海外渡航が
無いことが条件です。
● 海外渡航先によって陰性証明書の有効期間が異なるので
検査日と検査結果予定日に注意用です。
証明書の有効期間については、「入国前より」又は「搭乗時より」
と起算日が異なったり、変更する場合があるので随時、最新情報の
確認要です。
例 : 入国時より72時間前の検査結果
搭乗時より48時間前の検査結果
● 検査方法は、最近は検査結果が即日出る唾液式を採用する
検査機関が多い傾向があります。ただし、鼻咽頭ぬぐい液式
(スワッブ式)のみを指定する国もあるので検査予約前に
どちらの検査方法を採用しているか必ず確認要です。
● 検査結果の英文証明書発行対応があるか
自費で検査出来る検査機関の中には通常の検診としてPCR検査
対応をしており英文証明書の発行は対応していない場合があるので、
英文が必要な場合は英文証明書発行対応の検査機関で予約要です。
● 書式に指定があるか
特に指定がない場合でも、スワブ式(鼻咽頭ぬぐい液式)、
パスポート番号、住所、生年月日は最低限記載希望の旨を
検査機関に伝えると対応してもらえます。
● 抗体検査の証明書も必要か
PCR検査は最短で24時間、通常2日後に検査結果が出ますが、
抗体検査は15分で結果が分かる検査機関の場合、最短で1時間後に
英文の検査証明書を発行出来るので、PCR検査と抗体検査の
検査日が有効期間内になるよう調整が必要です。
ちなみにモロッコに再入国する際、搭乗48時間前までのPCRと
抗体検査結果が必要で、抗体検査が即日に発行される検査機関だと
48時間を超えないようPCR検査の翌日に抗体検査を受けました。
●週末又は連休中の渡航で金曜日に検査した場合、翌週の月曜日
または連休明けに検査証明書が発行される検査機関が多いので、
渡航日を調整出来る場合は平日の渡航スケジュールがお勧めです。
諸事情で渡航日が日曜日以外に選択出来ず、PCR検査を金曜、
抗体検査を土曜日の夕方で検査予約をしようとすると土曜日の
午後は休診等で検診機関の選択肢がほぼなくなるので要注意です。
自費のPCR検査と英文証明書発行費用
海外渡航のためのPCR検査費用は自費ですが、3万円から5万円と
検査機関により異なります。
尚、英文証明書の発行費用は5千円から1万円なので、証明書含めて
5万円前後は必要です。
検査結果が早い、夜間受付対応、英文証明書発行対応の
検査機関が比較的高い傾向があります。
重要 12/5更新情報
2900円のPCR検査センターが12/4に新橋にオープンしました。

抗体検査の証明書が必要ならPCR検査とセット検査がお得
渡航先によっては、PCR検査以外に抗体検査の証明書が必要ですが、
個別に検査すると約2万円ほど割高になるので、セットでの
検査申し込みがお勧めです。
●別の検査機関でPCRと抗体検査を受けた場合は合計約7万円
PCR検査 約4万円+ 英文証明書 1万円
抗体検査 約1万円 + 英文証明書 8千円
● PCRと抗体検査を同時に予約 (例 千葉県の国際医療福祉大学 成田病院)
英文証明書込みで合計約 5万円
ただし、予約がすぐにうまってしまうので、早めに予約要です。
検査費用と英文証明書発行費用はクレジットカードも可能
ビジネス渡航の場合は会社の経費ですが、個人的な家庭の事情で
海外渡航する場合は自費で5万円の出費は結構大きいですが、
クレジットカード対応をしている検査機関が大半なので選択肢が
あるのは助かりました。
検査機関のホームページにクレジットカード対応の有無があるので
事前にネットで検討出来ます。
即日から翌日に最短で英文証明書発行可能なPCR検査機関
鼻咽頭ぬぐい液式で、かつ最短で英文証明書発行対応の検査機関を
一部以下にご案内しますが、検査料金は、2020年8月時点で、
以降は変更する可能性もありますが参考までに追記しております。
●東京都
・亀田京橋クリニック(PCR検査は基本は早朝8時半までの検査で
即日夕方発行)
PCR検査30,000円、英文証明書7,000円。
・クリニックフォア田町・大手町 (PCRは基本翌日夕方、
抗体検査は即日発行対応)
平日19時まで、土日17時まで検査受付、ネットで検査時間も
指定可能。PCR検査費用4万円、英文証明書1万円
※通常は唾液式につき、鼻咽頭ぬぐい液式希望を予約時指定要。
●千葉県
・国際医療福祉大学 成田病院
成田空港より至近(直前予約は難しい。)、抗体検査も可能。
PCR検査38,500円、抗体検査11,000円、セット価格47,500円、
日英表記の証明書8,800円
・亀田総合病院(鴨川駅) 。翌日英文証明書発行、抗体検査対応無し。
PCR検査33,000円、英文証明書7,700円
●愛知県
うかい医院(翌日午前中にPCR英文証明書発行可)
英文証明書込みで45,000円。
※通常は唾液式につき、鼻咽頭ぬぐい液式希望を予約時要。
●大阪
大阪上本町クリニック(PCR単独の検査対応無し。
抗体検査セットで英文証明書込みで50,000円※税別)、
原則翌日発行対応
金曜夜21時、土曜日午前中に受付対応の抗体検査機関
●抗体検査は10,000円(英文証明書別途要、初診2,000円)。
PCR検査は唾液式のみ。
東京都
広尾ガーデンヒルズクリニック
鼻咽頭ぬぐい液式のPCR検査方法と痛みはあるか?
●検査方法
細長い綿棒のような物を鼻の奥に入れられた後、更に奥まで綿棒が
入り、検査担当者によって5回くるくる回した後に棒を抜きます。
鼻に入れている時間は1分程度。
●検査時の痛み
モロッコで飲食業従事者という理由でPCR検査を最初に受け、
一時帰国時に成田空港で再度スワブ式の検査(8月からは唾液式に変更)、
モロッコへの再入国のため3度目のPCR検査と計3回受けた感想は、
やはり毎回痛かったです。海水を鼻から吸い込んでしまったような
痛みで、検査後の数時間はしばらく痛みが残りました。
●子供に耐えられる痛みかどうか
小学生の子供は泣くほどの痛みではありませんが、幼児の場合は
子供によっては泣いてしまう可能性がある痛みです。