予約方法を少しく工夫する事でお得に泊まれるノウハウ

ホテルによってはネット予約が割高になる場合も。

宿泊代が更に安くなる裏技

プール付き高級ホテルが75%オフで泊まれる裏技

モロッコのホテルは一人一泊50dh前後クラスの安宿から一人一泊100,000dh(約12万円)まであるが、通常一泊1000dhのプールと豪華な朝食付きの高級ホテルが時々ネット予約サイトbooking .comでタイムセールで75%という商品がある。

立地は多少良くないが、タクシーで30dhで行ける。

マラケシュの場合、トイレとシャワーと朝食付きの個室で200dh以上で、近くで朝食を食べるとコーヒー15dh、オレンジジュース18dh、クロワッサン一個8dhでも41dhはかかる。

タイムセールで安いホテルは元々朝食代50dh〜という設定なのでとにかく豪華。普段外では食べれないモロッコ伝統的なスイーツもつく。大きいホテルではビュッフェスタイルの朝食もフレッシュジュースの品揃えも良いので朝食付きプランがお得である。

子供連れの方は必見！子供料金は就学時まで無料のホテル

日本の大半のホテルは子供料金の設定があり、幼児でも半額負担などあるがモロッコや他の海外の場合、5歳までは無料というホテルが結構ある。予約の条件欄に子供料金の規定がある。いくつか迷った場合、子供料金がいくら上乗せされているかで基本料金をチェックし、どちらがお得か比較出来る。

お部屋によっては通常お得なネット予約が割高になる？

一般に宿を予約をする場合はネットがお得だがモロッコの宿泊施設は長期滞在者や現地モロッコ人向けの経済的な宿が結構ある。トイレとシャワーは共同だと個室やドミトリーが素泊まりで現地でチェックインすると一泊50Dh(2018年7月時点で550円程度)程度で泊まれるが、場合によってはネット予約が割高になることもある。

何故ネット予約の金額が高くなるかというと安い宿泊施設はネットで予約すると代理店手数料や外税が追加されるためである。例えば、現地でチェックインすると50dhのお部屋が、ネットでは55dhになり7泊した場合は35dh割高になってしまうのだ。長期滞在で事前に一ヶ月予約すると150dhで約1800円割高になってしまう。

長期滞在は現地で値段交渉で値引きしてくれる事がある

そして、モロッコならではだが現地で値段交渉するとシーズンオフやスタッフ次第だが一泊でも値引きしてくれる事がある。三泊から一ヶ月で二人で宿泊の場合には、ダメ元で交渉出来るか聞いてみるのもありだ。

チェックイン時のチェックポイント

wifi電波状況のチェック

日本のホテルの場合、高層の客室数の多いホテルでも全室wifiがストレスなく使用出来る。しかし、海外の場合にはお部屋の値段に関係なく大きいホテルによってはwifiは利用可能と表示されていてもチェックインし、シャワーを浴びてリラックスしたところでネットを接続するやwifiのアンテナが届かなく圏外でネットが使えないという事がよくある。
ホテルによっては各フロア毎にwifiのルーターを設置している事もあるがルーターをフロントに一つしか置いていないところは、フロントから遠い客室は電波が届かない。

私も子供を連れて宿泊するようになってから、子供が泣いたりなど静かに過ごしてもらえる可能性は少ないのか一番奥の部屋に案内される事が多いのでネットが全然繋がらず、パソコンやタブレットを持参してフロント近くで接続するしかないという事態になる。

モロッコに限らずスペインでも一泊一人1万円クラスでもネットが繋がりにくいという事がある。
お部屋に入ったら使用する前にまずネットが繋がるかチェックして、繋がらない場合はトイレ等を使用する前にフロントに戻ってお部屋の変更をお願いしよう。

トイレの水洗コンディションをチェック

お部屋によってトイレに不具合があるので事前にチェックしよう。
古いホテルで素泊まり一泊150dh以下のホテルでは一部のお部屋でトイレの水洗タンクや水を流すレバーが故障して自動的に水が出ず、バケツを組んで洋式トイレに水を流さないといけない場合がある。お部屋を使用する前にチェックイン時に水を流すチェックして、お部屋を交換してもらおう。

シャワーとバスタブの温度とホットシャワー利用時間のチェック

まずは、夜お部屋に戻る前にホットシャワーになるか、そしてホットシャワーは一日24時間使用できるか確認しよう。

モロッコのシャワーは電気とガスと薪の三種類があり、知らないと寒い思いをしてしまう事があるので要注意である。
電気の場合、深夜から早朝の夜間はタンクの電源を切ってしまい使用出来ない場合があるので1泊150dh以下のホテルではシャワーを浴びる前にお湯になるか事前にチェック要だ。また使用可能時間もお部屋に戻る前にフロントで確認しとくと安心だ。真夜中又は早朝にシャワーを浴びたら水しか出ないという事もある。

電気のシャワーはお部屋によってタンクからお湯が出るまでにかなり時間がかかる場合がある。お湯になるまで水を出して5分ほどしてお湯になってから服を着替えるのがいい。モロッコの冬は日本と同じくらい寒いので、着替えてからシャワーとなると寒くて大変な事になる。

ガスシャワーはガスタンクを設置し、水圧でお湯が出る仕組みだ。ガスが空になったり、一時的に水圧が弱かったり断水だと水シャワーになってしまう。たまたまガスが切れてしったタイミングで水しか出ずにホットシャワーを使えない事がある。

田舎の場合は、個室でトイレとシャワー付きで一名200dh以上のホテルでも薪でシャワーのお湯を沸かすホテルがある。

事前にスタッフが薪でシャワー用のタンクにお湯を用意するのに一時間程度かかったり、早朝、薪をたくスタッフがいなかったりする場合があるので、寝る前にや早朝にシャワーを浴びようとすると水シャワーのみになるので利用時間の確認は必須である。

新市街のエレベーター付きの短期滞在者向けの高級家具付きアパートや高級だが古い邸宅をリニューアルしたリアドのバスタブを利用する場合、古いホテルのタンクはお湯を貯める容量が少ないシステムだと、少しシャワーを浴びているとお湯がなくなり水のみになってしまう。

また、バスタブにお湯を入れていると最初お湯だったのが途中から水のみになり湯船に入ると水風呂となる事がある。
新市街のモダンな高級アパートもシャワー中、シャンプーを終える頃には水になる事もあるのでお湯の出を事前にチェックしよう。